オールシーズンタイヤはホントに万能?

CX-8

こんにちは、ぐーたろすです。
近年よく耳にする「オールシーズンタイヤ」、ネットとかでも結構話題になってたりします。そう、今注目されているのがサマータイヤ、ウインタータイヤに続く、第3のタイヤとなる「オールシーズンタイヤ」です。

サマータイヤのように雪のない路面や濡れた路面を走れるだけでなく、ちょっとした雪道もこなせるのがオールシーズンタイヤの特徴とされています。最新のゴムの技術と特殊なトレッドパターンにあり、冷たい雪道でも柔らかさを維持するゴムと、雪にしっかりと食い込み、さらに濡れた舗装路で水を上手に排出するトレッドパターンを採用しているのが夏も冬も走れる理由だとか。

雪道走行でも履き替えなくて済むクルマの“夏タイヤ”があればこんなに便利なことはないですね。

ホントにそうなのか?

スタッドレスタイヤを履いて走るとサマータイヤとは明らかな違いを感じます。地面との接地面がユルイと言うか何というか、フニャフニャ感があります。ゴムが柔らかい分ハンドルもかなり軽くなります。鈍感な私でも違いがわかるのですから相当なんじゃないでしょうか。それくらいサマータイヤとスタッドレスタイヤは違いがあり、雪道に特化していると言えます。

逆にサマータイヤは普段の走行性能にスポットを当てて突き詰めたものなのです。

「オールシーズンタイヤ」は普段の走行性能を持ちつつ、雪道を走ることができる美味しいとこ取りのように思います。

だけど勘違いしてはいけません。雪道を走ることができるのであって、決して得意ということではないのです。

普段の走行性能ではサマータイヤ>オールシーズンタイヤ>スタッドレスタイヤになり、積雪走行ではスタッドレスタイヤ>オールシーズンタイヤ>サマータイヤの順になります。

良く言えば、オールマイティ。悪く言えば、どちらもそこそこ。

積雪が多い地域や、路面が凍るなんて場合はスタッドレスタイヤがいいでしょうし、年に数回しか積雪しないって場合にはオールシーズンタイヤでもいいかもしれません。雪がほとんど降らず、たまに降ったら車に乗らないと言うのでしたらサマータイヤのみでも有りだと思います。

あまりオールシーズンタイヤを過信せず、自身の使用環境に応じてタイヤの選択をする事が大切ですね。

ちょっと気になった「オールシーズンタイヤ」について考えてみました。

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