シートメモリーを使いこなす! 便利な使い方を紹介

CX-8

こんにちは、ぐーたろすです。

マツダCX-8に乗り換えて走ることの楽しさを感じる今日この頃。走る楽しさを感じるためにはドライビングポジションが大切だと思います。

アルファードに乗っていた頃はリラックスできるよう、シートを下げてゆったりした空間を確保していましたが、CX-8では身体にフィットするよう調整しています。ただそうすると乗り降りの際が少し窮屈に感じます。

CX-8にはシートメモリーが備わっていますが、乗り降りの際シートが後方に下がってくれる機能はありません。またシートメモリーにサイドミラーが連動していないため身長差がある夫婦で使用する場合には毎回サイドミラーの調整が必要になってしまいます。CX-8はマツダのフラッグシップSUVという位置付けなので、こういった所も改善してもらえると本当に高級車の仲間入りができるのではないかと思います。

さて、無いものをねだっても仕方ないので、出来る範囲で何とか便利にならないか考えた結果、1つの方法に辿り着きました。

今回はその方法を紹介したいと思います。

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シートメモリー1に記憶

まず最適なドライビングポジションにシート位置を調整しましょう。

記憶の手順

1.パーキングブレーキがかかっていることを確認します。

2.シフトレバーがPの位置にあることを確認します。

3.エンジンを始動します。

4.シート位置をドライビングポジションに合わせます。

5.シートのSETスイッチを、ビープ音が1回鳴るまで押します。

6.ビープ音が鳴ったら5秒以内にシートメモリースイッチの1をビープ音が1回鳴るまで押します。

これでシートメモリー1にドライビングポジションのシート位置が記憶されました。

シートメモリー2に記憶

シートメモリーの2には乗り降りしやすいようにシートを下げた状態を記憶させます。

手順は先程と同じです。

1.パーキングブレーキがかかっていることを確認します。

2.シフトレバーがPの位置にあることを確認します。

3.エンジンを始動します。

4.シート位置を乗り降りしやすいように後方に下げたところに合わせます。

この時最後方までシートを下げてしまうとドライビングポジションに戻すまでの時間がかかってしまうので乗り降りしやすい所で止めておくのがポイントです。

5.シートのSETスイッチを、ビープ音が1回鳴るまで押します。

6.ビープ音が鳴ったら5秒以内にシートメモリースイッチの2をビープ音が1回鳴るまで押します。

これでシートメモリー2には乗り降りしやすいシート位置が記憶されました。

使用方法

車に乗り込んだらシートメモリー1を押します。そうすると先程記憶させておいたドライビングポジションのシート位置までシートが自動で動きます。

車から降りる際はシートメモリー2を押すとシートが後方に下がるので楽に降りることができます。次に乗り込む時は当然シートが後方に下がったままなので乗り込みやすい。

どうでしょうか。これならスイッチ1つ押すだけで乗り降りの際、窮屈な思いをしなくて済みます。

アドバンストキーで開錠を行う方はアドバンストキー側にもシートを後方に下げた状態を記憶させておく必要があります。手順は下に記載しているので参考にしてください。私はドアノブのボタンで開錠or施錠をしているのでアドバンストキーには何も設定していません。

2人での使用は問題有り

ひとつ問題なのは夫婦で頻繁に乗り替わる場合です。

この方法はシート側にあるメモリー2つを1人で使ってしまうことです。メモリーが3つあればもう1人分のドライビングポジションを記憶することができるんですけど…

ちなみにウチの場合はCX-8を運転するはほぼ私1人なのでこの方法で問題ありません。

夫婦で乗り替わりする場合

先の方法ではもう1人が乗り替わる度にシートの位置調整をしなくてはなりません。頻繁に乗り替わる場合はかなりめんどくさい。そういった場合はアドバンストキーを使用します。キーは納車時2本渡されているかと思いますが、このキーにもそれぞれにメモリー機能が備わっています。

通常は開錠時に自分のシートポジションを記憶させていると思いますが、シートポジションをかなり前に設定されている方の場合、乗り込む時に窮屈で困難極まりないでしょう。たまにいますよね、シートを超絶前にして運転する人。私の友人にも1人いるので運転を代わるとき全くもって乗り込めません。

そんな時はキーのメモリーにシートを下げた状態を記憶させます。そうすると開錠時にシートが後方へ移動し、乗り込みが楽になります。

アドバンストキーのメモリー設定方法

1.パーキングブレーキがかかっていることを確認します。

2.シフトレバーがPの位置にあることを確認します。

3.エンジンを始動します。

4.シート位置を乗り降りしやすいように後方に下げたところに合わせます。

5.シートのSETスイッチを、ビープ音が1回鳴るまで押します。

6.ビープ音が鳴ったら5秒以内にキーの開錠スイッチをビープ音が1回鳴るまで押します。

降りにくい場合は?

この場合だと車に乗り込む際はシートが後方に移動するので楽に乗り込むことができるのですが、降りる時はシートがドライビングポジションのままなので降りにくいかもしれません、この場合は少し面倒ですが、車内からキーで開錠を行います。そうすることでシートが後方へ移動し降りやすくなります。どうしてもという方はお試しください。

まとめ

CX-8のシートメモリーはシート側に2つ、アドバンストキー側に2つの計4つ記憶させることができます。この4つのメモリーを上手く活用してご自身に合った使用方法を探ってみるのも面白いと思います。

シートメモリー機能によってシート位置を調整する手間がなくなっても、サイドミラーは連動していないのでミラーの位置調整はしないといけないんですけどね。やっぱりサイドミラーの連動機能は欲しいっス。フラッグシップSUV車なんですから、せめてオプションで選択できればと思います。是非次の年次改良でミラー連動機能を追加して欲しい。だからといっておいそれと買い換えることなんかできないんですけどね。

以上、シートメモリーを使いこなそうの巻終了!

CX-8
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